未経験の転職コラム

2017年2月23日

それ、どんな意図があるの? 面接で聞かれた不可思議な質問

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それ、どんな意図があるの? 面接で聞かれた不可思議な質問

転職活動をして、さまざまな企業の面接を受けていると時折思いもよらないような質問が面接官から飛び出すことがあります。「この質問には何の意図が?圧迫面接なの?」なんて思うってしまいますよね。

今回は、そんな不可思議な質問にどのような意図があるのかを解説していきます。

質問その1「もし自分を○○に例えると何ですか?」

ありがちなようで、聞かれるとなんとなく答えに困るこの質問。そもそも動物や文房具に例えたところで何がわかるの?と思いがちですが、この質問の意図はズバリ、あなたがきちんと自分の「長所」と「短所」などのアピールすべきポイントを把握しているかどうかを見ています。ですから、自分を例えるとなぜそうなるのかをきちんとアピールすることができるかがポイントでしょう。

質問その2「あなたのオススメの本はなんですか?」

一見オススメの本の内容が重要であり、その本からあなたの性格を見抜こうとしているという風に取るかも知れませんが、実際試しているのはあなたのプレゼン能力です。ここで必要になってくるのは、あなたがどんな本を読んでいるかではなくて、あなたがどのようにオススメしてくれるか、なのです。プレゼン能力は、営業の仕事はもちろん、どのような仕事についても活かせる素晴らしいスキルです。

質問その3「(土鍋などの写真を見せて)この使い方を10個以上あげてください。」

仕事にはまったく関係のない連想ゲームのような質問に思えますが、こちらもきちんとした意図があります。この質問のような多くの答えをあげさせる質問は、あなたのブレインストーミング力をみています。「こんなことを言ったら変に思われるかもしれない」という気持ちを捨て、臆することなくぽんぽんとアイディアを述べることの出来ることは、立派なスキルの一つです。水を汲む、野菜を煮る、イスにする、砂遊びの道具、猫の寝床や、ハムスターの遊び場など、とにかくどんな回答でもいいからアイディアを出せることが大事なのです。

3つの変わった質問を上げてみましたが、基本的に採用担当や面接官の方が、このような変わった質問にこめている意図とは「頭の回転の速さ」や「答えの柔軟さ」が基本です。唐突に言われる「何か面白い話をしてください」「あなたが桃太郎だとしたらどんな子分を連れて行きますか」などの変わった質問には、スピードが大切です。正解がないのですから、まとはずれな答えだと思わず、思いついた答えを言えるということが、もしかしたら正解なのかもしれません。

おまけの怖~いウワサ…

ある大手企業の人事担当者に「なぜ面接で不可思議な質問をするの?圧迫面接か、対応力をみているの?」と質問をすると、「だっておかしな質問されたらツイッターとかでいいたくなるでしょ?検索しやすいんだよね」…思わずゾワっとなりますが、確かに短時間の面接よりも、その人の普段の考え方や言動を知ることができるSNSは、履歴書よりもよっぽど貴重な情報源かもしれません。あなたもSNSなどでの言動には気をつけ、変な質問をされても書かないようにするか、鍵をかけて友人だけで楽しむなどした方が賢明かもしれませんね。

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