未経験の転職コラム

2016年6月8日

職種別キャリアプラン設計 【ゲームクリエイター】編

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職種別キャリアプラン設計 【ゲームクリエイター】編

人気のゲーム業界を目指している方もたくさんいらっしゃることでしょう。
今回はゲームクリエイターのキャリアプランについて解説します!

ゲームクリエイターのキャリアプランとは?

ゲームクリエイターはまず、開発系と企画系に分かれています。
開発系職種に当てはまるゲームプログラマーやグラフィックデザイナーのキャリアパスは、企画系職種にあたるプランナーやディレクターを目指すか、またはそのままプログラムやデザインのスキルを高め、プロフェッショナルを目指すというのが一般的です。
企画系職種に当てはまるプランナーなどからのキャリアパスは、ディレクターなどのプロジェクトのまとめ役を目指すのが一般的であり、ゲームクリエイターの最終的なキャリアとしてあげられやすいのは開発系も企画系もゲームプロデューサーです。
そのプロデューサーを目指す過程はいくつものパターンがあるので、自分に合った職種や仕事内容を経験しておくのがよいでしょう。

ゲームクリエイターのキャリアプラン

ゲーム業界未経験者はゲームマスター・デバッガーからチャレンジを!

未経験でゲーム業界・ゲームクリエイター職種に転職をする場合は、最初はゲームマスターや運営・デバッガーといった職種にチャレンジするのがよいでしょう。
専門的な知識やスキル、資格などはとくに必要ありませんし、そこで徐々にゲーム業界の基礎知識を身につければ、後々ディレクターやプロデューサーという職種を目指すことも可能となります。

その後は開発系でも企画系でもどちらでもキャリアアップの可能性はあります。もちろんゲームマスターなどの段階を踏まずにいきなりここからスタートすることも可能です。

開発系職種でキャリアアップしたいなら、次はプログラマーを目指そう

まず開発系の職種にあたるゲームプログラマーについては、特別な資格は特になく、プログラミング言語の知識があればなれる可能性は高いです。
そのプログラマーの中でも、一般的にグループでプロジェクトチームを組んで開発を行う場合、サブプログラマーとメインプログラマーと分けて呼ばれる場合があります。まずはサブプログラマーとしてプログラミングの経験を積み、その後プログラマーをまとめるメインプログラマーとなって、プログラマーの中でもキャリアアップをするのもよいかと思います。

そのままスペシャリストとしてプログラミングの腕を磨くというのもひとつのキャリアプランです。
もしくは、グラフィックデザイナーになりたいのであれば、イラストレーションやグラフィックデザインなどの基礎スキルが身についているとやはり有利です。2DをやりたいのであればIllustratorや Photoshop、3DであればMAYA、3dsMaxなどが使えるとよいので、自分がどういったデザインをやりたいのかというのをあらかじめ方向性を決めておくとよいでしょう。そのままグラフィックデザイナーとしてデザインの腕を磨いて、アートディレクターというキャリアアップもひとつの道です。

企画系職種でキャリアアップしたいなら、ゲームプランナーを目指すところから!

開発系職種のスペシャリストではなく、その後企画系職種に進みたいのであれば、まずはゲームプランナーを目指しましょう。基本的にはゲーム開発についての基礎知識がなければなることが難しい職種ですので、開発系職種を経験しているととてもキャリアアップがしやすいです。
ゲームプランナーに必要なのは、論理的思考・分析力・コミュニケーション力などで、開発系職種の方々とすり合わせを行いつつ、プロデューサーやディレクターとの連携もとっていかなければなりません。プランナーが何人もいる場合はメインプランナーと呼ばれるまとめ役を目指すのも第一です。常にスキル以外のところも自分を鍛えていきましょう。

その後は、キャリアプランの一般的な最終目標と言われるディレクター・そしてプロデューサーです。プロジェクトによってはディレクターがゲームプランナーを兼任する場合もありますが、この立場は簡単になれるものではありません。より高いレベルのリーダーシップを身に付けるための努力を常に怠らないことが大切です。そしてチームとしても結果を生み出すことができるようなディレクター・プロデューサーを目指しましょう。

キャリアの方向性を定めて自分に合った道を選ぼう!

開発系でスペシャリストとなるか、開発系から経験を積んで企画系の仕事にチェンジしてキャリアアップをしていくのかは、自分がやりたいことや自分が得意なスキルを見極めて判断するのがよいでしょう。
また、ゲームクリエイターはどの職種であろうと「ゲームが好き」という気持ちが必要です。
自己満足ではなく、どんなゲームが求められているかを常に考えながら仕事を続けていかなければなりません。
スキルはもちろんですが、「ゲームが大好き」という気持ちは忘れずに上を目指していくことが大切です。

「自分は将来こうなりたい!」
と言えるキャリアプランを形成していきましょう。

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