未経験の転職コラム

2016年10月14日

気になるお仕事まるわかり!職業図鑑 ―【建築業界】施工管理編

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気になるお仕事まるわかり!職業図鑑 ―【建築業界】施工管理編

工事現場に必須!高い求人ニーズのある「施工管理」のお仕事についてご紹介します!

施工管理の仕事内容

施工管理は、建設工事の現場監督として技術者たちの作業工程を管理する仕事です。経済的かつ安全に工事が行われるようにする責任があり、業務の領域は以下のように多岐にわたります。

・工事が円滑に進行するようにスタッフをまとめる
・期日までに作業を完了する
・安全性に配慮する
・品質管理や出来形管理を行う
・施工のプランや予算を決める

工事現場の種類も、「建築」、「土木」、「電気」などさまざまです。

求められる素質、スキル、役立つ資格

国家資格である「施工管理技士」の資格を持っていると転職する場合に大変有利です。なぜなら、各工事現場にはこの資格の取得者が必ず1人以上は必要になるからです。
施工管理技士には、土木、建築、管工事、電気工事などの様々な種類があります。それぞれ1級と2級に分かれており、2級の施工管理技士は一般建設業の専任技術者に就くことができ、1級施工管理技士になると一般建設業と特定建設業の専任技術者に就くことができます。
施工管理技士の1級の資格を持っている人を優遇する会社は多く、給与が高い会社に移ることができる可能性が非常に高くなります。また、施工管理には現場のスタッフとの関係を良好に保つことが求められるため、高いコミュニケーション能力が必要とされます。

未経験から目指すためには?

未経験であっても、施工管理技士の資格を持っていれば転職できる可能性が高まります。ただし、施工管理技士の試験を受けるには一定の学歴や実務経験が必要なため、受験資格に必要な実務経験を満たしているかの確認が必要です。
また、実務経験もその分野の実務経験でなければなりません。電気工事施工管理技士の取得には電気工事に関する実務経験が必要となります。

施工管理の魅力、やりがい

施工管理はデスクワークだけではなく、実際に工事現場に行きます。そのため、工程がどこまで進んでいるのかを見ることができ、自分の立てた工程表通りに建物が少しずつ建っていくところには、非常に大きなやりがいを感じられます。また、たくさんの方々の協力やさまざまな工夫を凝らしながら完成した構造物が実際に利用されるときは、感慨深いものがあります。
人をまとめるということは非常に難しいことですが、多くのスタッフを動かしディレクションするというスキルはどのような業種・職種でもリーダーに求められるものであり、多種多様な現場経験を通してその能力を身に付けることができます。
さらに、建築業界は新しい仕様や工法が次から次へと導入されていく進化の早い分野ですので、施工管理の仕事をしながら最先端の技術を学んでいくことができます。

収入、年収

施工管理の平均年収は約450万円です。年収は年代によって違いがあり、20代の方の場合は300万円、30代の方で400万円、40代になると500万円台になります。
平均年収が高い仕事は都市部に多く、特に東京では年収の高い仕事が多く募集されています。600万円から900万円、あるいはそれを超える仕事もあります。東京にくらべて地方の給与はやや低くなる傾向にあります。

職場環境は(男女の比率、平均年齢など)

男女の比率は男性が比較的多い傾向にありますが、女性の割合は20%近くあり、5人に1人は女性が活躍している仕事でもあります。
年齢は20代から40代までの方が多く、最も多い年代が20代であることから、平均年齢の若い仕事といえるでしょう。

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