未経験の転職コラム

2016年9月14日

気になるお仕事まるわかり!職業図鑑 ―【クリエイティブ業界】アニメーター編

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気になるお仕事まるわかり!職業図鑑 ―【クリエイティブ業界】アニメーター編

今回解説するのは、クリエイティブ業界職種『アニメーター』のお仕事です!

アニメーターの仕事内容

アニメーターの仕事は、アニメのキャラクターや背景の動きの1枚1枚を絵に描く仕事です。アニメーション作品は、企画、シナリオ、仕上げ、撮影などいくつもの工程がありますが、アニメーターが担当するのはそのうちの「作画」の部分です。同じ「作画」を担当するアニメーターですが、主にアニメ制作の元となる原画を担当する原画家と、原画と原画の間の動きを補うイラストを手がける動画家の二種類があります。他にもアニメのクオリティ管理や、滑らかな動きの表現チェックや違和感無くシーンがつなげられているかなどを行う動画検査などもアニメーターが担当します。

求められる資質・スキル、役立つスキル

アニメーターは、特別な資格や学歴が必要な仕事ではありません。求めれるものは、プロとして仕事をこなせるだけの「画力」や「スピード」です。画力の中には、正確なデッサン力だったり、表現力などの多くの要素が含まれます。自分の個性を抑え、作品のキャラクターデザインに沿って作画することができることも大切なスキルです。ほかにも動画家は、膨大な量の作画を担当しますので、忍耐力や体力といったことも必要となってきます。また、多くのアニメはCGで描かれており、グラフィックツールを使いこなすスキルも必要でしょう。

未経験から目指すには?

「アニメが好き」、「イラストを描くことが好き」など、アニメーターという仕事に対する想いがあれば必要な資格は特にありません。画力などのスキルがあれば、ポートフォリオやイラスト、CGを提示することが、一番の評価ポイントになるでしょう。そういったスキル面に自信がない方は、独学でも可能ではありますが、まずはアニメーションを学べる専門学校などで、スキルを身につけることで、しっかりとした基礎が身につくので効率が良いでしょう。

仕事の魅力、やりがい

日本のアニメはレベルが高いとされ、外国人のファンも多くいます。また日本でも、アニメは大人から子供までたくさんのファンが存在し、アニメには感動や笑い、人の心を動かすだけの力をもったコンテンツとして広く消費されています。そのようなすばらしい作品を作るうえで、アニメーターの存在は絶対に欠かせませんし、自らが手がけた作品で多くの人の心を動かせることは、この仕事の大きな魅力でしょう。またアニメーション制作は一人ではできません、アニメーターをはじめ演出家、脚本家、声優など様々な人の力を合わせてこそ素晴らしい作品が完成します。仲間と一緒に作品を作り上げる過程では、苦労もありますが、やり遂げたときの達成感はひとしおです。みんなでチームワークを発揮して作品を作り上げられることは、アニメーターの魅力といえるでしょう。

収入、年収

平均年収は200万~300万円と、やや低めではありますが、近年の平均年収はやや高くなってきているようです。40代以上になれば、全職種平均年収との差はそれほどありません。20代~30代の若手アニメーターの年収が低いのは、大半の人がフリーランスであり、出来高制であることに加え、請け負う仕事も動画などの単価の安い仕事が中心となってしまうためです。しかし、この若手時代にスキルを磨き、経験をつむことによって、動画家→原画家→作画監督とステップアップすることができます。さらに、監督までいくことができれば、全職種平均年収よりも高い収入を得ることも期待できます。

職場環境は(男女の比率、平均年齢など)

男女比率は6:4と男性がやや多めですが、企業によっては8割が女性アニメーターであるなど、近年女性の活躍も多く見られます。

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