未経験の転職コラム

2016年8月19日

超実例!事務職が営業職を目指しキャリアチェンジするときの自己PR

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超実例!事務職が営業職を目指しキャリアチェンジするときの自己PR

職場の雰囲気はよく、とくにプレッシャーもない。入社後2~3年が経ち随分と仕事も覚え、ある程度のトラブル対応もできるようになったころ、ふと『このままで良いのか?』という漠然とした不安がよぎった……なんて経験がある方も少なくないのではないでしょうか?

本日は、このような理由でキャリアチェンジした人の実例から自己PRのポイントを学んでいきます。

“事務職経験のみ”からの“営業職”チャレンジ!では、今回の事例を具体的にご紹介しましょう。

【事例】

所属する部署が受発注管理、請求書の発行管理を行い、顧客と自社の営業の間に立って円滑に取引が進むように重要な役割を果たしていることは認識しているけれど、下記のような理由で、事務職から営業職へのキャリアチェンジを決断。

・自分が新しく学ぶものはこれ以上なさそう。
・このまま30代になっても同じ仕事をしている自分は容易に想像がつく。
・自分の市場価値は一向に伸びず、万が一転職せざるを得ない状況になったとき自分が活躍できる場所があるのか心配。
・20代という若いうちにつぶしの利く仕事をしておいたほうが良さそうだ。
・事務管理以外やったことのない自分がチャレンジできそうな仕事というと、営業ではないだろうか?「営業経験がある」と言えばどこかしらに雇ってもらえるだろう。

事務職から営業を目指すケースは男性・女性共によくあります。しかしながら多くの場合、書類選考は合格するが一次面接でことごとく不合格となってしまうのです。
一体それは何が原因なのでしょう?
不合格の理由を面接官に聞いてみると、8割方「営業をやっていけそうなイメージが持てない」という回答が返ってきます。
そして、このような理由で不合格になってしまうのは、自己PR作りに失敗していることが大半なのです。

失敗実例と成功実例を徹底比較!自己PRのポイントを探れ!

実際に、実例を見てみましょう。

26歳・男性・Kさんの場合

【当初の自己PR】

在庫管理を毎日漏れなく確認を行い在庫数の実際の数とデータのずれをなくしました。また、請求書発行時の細かい入力業務においては慎重に行い、さらに二重に確認することで昨年はミスをゼロにすることができました。また新人用の簡易チェックリスト作成もいたしました。

【変更後の自己PR】

自らの工夫により、在庫管理時のズレと請求書発行業務におけるミスをゼロにした実績があります。
当時所属していた部署では、とにかく目の前の業務を慎重に行い、ミスを無くそうという意識のみで業務を進めていたため、どうしても月数件のミスが発生していましたし、新しいメンバーが入ったときにはとくミスが多い状態でした。また月数件は致し方ないという雰囲気さえもある状況でした。
私は何とかこの状況を変えたいと思い、実行したことが次の2点です。1つ目は新人用のマニュアル作成を作るべきと考え自ら提案し作成に取り掛かりました。実際に新人メンバーの必須ツールとなり好評価でした。2点目は自分以外のメンバーとダブルチェックする体制にしたことです。はじめは反対意見も多かったのですが、粘り強く社内に自分自身の成功事例を共有しながら体制変更に納得いただくことができました。この2点を実施した結果、昨年のミスをゼロにすることに成功しました。

27歳・女性・Fさんの場合

【当初の自己PR】

自分の部署と関わる多岐に関係者とのやり取りが発生するのですが、それぞれの部署の事情があり業務がスムーズにすすまないことが多々ありました。粘り強く取り組むことで業務を遂行していました。

【変更後の自己PR】

問題発生時から解決に掛かる日数を平均5日間から3日間に短縮させた取組み事例を紹介させていただきます。
請求管理や受発注管理で発生するトラブルは多岐にわたるのですが、とくに外出の多い営業と一緒に問題解決をしなければいけないケースが多いです。私はこの営業とのやり取りに掛かる日数を減らすことが一番だとポイントを絞り改善に取り組みました。
営業への確認依頼時の内容をメール文書だけでなく画像を添付し、あらかじめ営業のスケジュールを抑えておくこと、迅速に対応してもらうためのリマインドスケジュール管理などです。一つひとつは大したことではなくとも小さな工夫を積み重ねた結果、営業の方から「わかりやすい」、「問題点が明確で優先順位をあげて取り組める」などの反応をいただきました。それが解決までの平均日数を5日から3日に短縮に繋がりました。

2名とも営業経験者ではないため、営業経験者としてのアピールはもちろんできません。
では何をアピールしているのでしょうか?

共通するポイントは主体性です。

バックオフィスの業務は流れてくるタスクを淡々とこなすだけでも仕事は回っていきます。そんな環境のなかで“どこに問題意識を持ち”“課題解決に向けて意欲的”に、そして“主体的に取り組んできたか”をアピールすることが大切です。
どんなに小さなことでも構わないので自分が工夫して取り組んだことを思い返し、主体性をアピールできるように自己PRを作ることをおすすめします。また、その際に重要なのは結論から言う数字を入れるビフォーアフターでどう変わったのかというストーリーです。

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